アプリリアは、オートバイとスクーターの製造ではヨーロッパ第2の規模を持つメーカーであり、日本車以外で2輪の全カテゴリ ーをカバーする唯一のメーカーです。
アプリリアは組織面においても従来の枠にとらわれない極めて先進的な企業です。戦略プランニング、デザイン、マーケティン グ、それにあらゆるノウハウが、アプリリア創業の地でもあるヴェネツィア州ノアーレの本社から生み出されています。そこか らわずか数キロメートルしか離れていないヴェネツィア州郊外のスコルゼ工場では、1997年に拡張と一部建て替えが行われまし た。
スコルゼ工場の生産ラインはそれまでの8本から11本に増やされ、現在は日産2,500台の生産能力を有しています(オートバイと スクーターを製造)。
個々の部品が生産ラインに納入されてから、コンピューター制御の専用試験室での完成検査に至るまで、製造のあらゆる段階で 厳密な品質管理が行われています。アプリリアの品質管理システムは、ISO 9001:2000の認証を取得しています。
ノアーレには、およそ70,000平方メートルの敷地面積(うち31,000平方メートルが建築面積)を誇る物流センターも置かれてい ます。サンタ・マリア・ディ・サーラに隣接する町にはカスタマーサービス本部が置かれ、ディーラーと顧客に向けたアプリリ ア製品のアフターセールスサービスを統括しています。現在、世界中で約200万台のアプリリア製2輪車が走っていることを考え れば、その役割は非常に重要です。
今でも世界のどこかで、平均3分に1台の割合でアプリリアの新車が販売されています。この成功を支えるものは、先進の技術と 優れた斬新なデザインです。
近年、輸出市場に占めるアプリリアのシェアは劇的に増加しています。1992年にアプリリアの輸出売上高は270億リラに達しま した。現在その額は2億5,000万ユーロ以上に上っています。
アプリリアの販売ネットワークはイタリア国内で、250の正規販売代理店と800の認定販売店をカバーしています。また海外でも 、フランス、スペイン、ドイツ、オランダ、ギリシャ、イギリス、米国、日本に8つの子会社を展開しています。アプリリア製 品はこの他にも正規輸入代理店ネットワークを介し、1,800のディーラーを通じて29ヶ国で販売されています。
会社の短期的マーケティング目標は、戦略的市場である中国およびインド市場への浸透です。この2つの国では、これから世界 で生産される車両のほとんどが販売されることになるであろうと見込まれています。
中国とインドの産業界との調整はすでにかなり踏み込んだ段階まで来ており、まもなくアプリリアはグローバル戦略の実行に向 けて大きな一歩を踏み出すことになるでしょう。
アプリリアは市場をリードしているだけではなく、世界のレースシーンにおいても瞬く間にトップクラスの仲間入りを果たし、 最高の名誉と成功を勝ち得たブランドのひとつとしての地位を築きました。
アプリリアは1985年にロードレース世界選手権に初めて参入して以来、26ものワールドタイトルを獲得してきました。
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